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料理家「ぐっち夫婦」に聞いた
「もう何も考えたくない!」日のお手軽ごはんアイデア

 ぐっち夫婦写真

 料理家「ぐっち夫婦」として活躍するTatsuyaさんとSHINOさんに、「もう何も考えたくない!」という日にもおすすめしたい便利アイテムや、手軽にできるレシピ、また、お二人が2歳のお子さんの食事で工夫していることなどについてお話を聞きました。

Tatsuyaさん(夫)/料理家・マーケティングコンサルタント・飲食店経営
ごはんがすすむ料理や一品もの、お酒に合うおつまみなどを得意とし、料理家活動のほか、企業のマーケティングや新規事業立ち上げなどのコンサルタント業務にも携わる。

SHINOさん(妻)/料理家・栄養士・乳幼児食指導士
定番料理からお菓子まで幅広い料理を得意とし、企業のレシピ開発や商品開発、メニュー監修など多方面で活動。実践しやすく親しみやすい料理・食情報を発信している。

目次

大切にしているのは「背伸びせずに作れる楽しさ」

ぐっち夫婦写真

SHINOさん:料理って、正直「やりたくなくてもやらなきゃいけない日」もありますよね。一方で、「誰かのために作る楽しさ」や、食べてくれた相手が「おいしい」と言ってくれる喜びもあるものだと思っています。私たちが大切にしているのは、「作らないといけないとき」も、「作ろうと思うとき」も、背伸びしすぎず、楽しく料理できること。特別な料理じゃなくてもいいし、完璧じゃなくてもいい。日々の中で無理なく続けられて、気持ちが少し上向きになる。そんな料理であることを、ぐっち夫婦のレシピでは大事にしています。

Tatsuyaさん:おいしく仕上げるために手を抜けない部分。例えば、にんにくはオイルの中でしっかり香りを出すなど大事なポイントは押さえつつ、「それ以外のところは省いても失敗しないよね」という部分のバランスをとりながら、手を抜いていいところと、抜けないところを取捨選択してレシピを組み立てています。それから、「これなら作れる」「作ってみたい」と思っていただけるように、食材は極力どこのスーパーでも手に入るもの、特別な調味料は買わなくても家にあるもので作れるレシピを心がけています。

子どもの食事作りに大活躍!ぐっち夫婦おすすめ便利アイテム

離乳期が終わっても便利に使えるフリージングトレイ

フリージングトレイ写真

SHINOさん:小分けに冷凍出来て、そのまま電子レンジで使えるフリージングトレイがあると、何かと便利です。容器自体が柔らかくて中身を簡単に取り出せるものを選ぶと良いでしょう。
離乳期におかゆやペーストを保存するという使い方はもちろん、小分けした食材をそのまま調理にも使えるので、幼児食にも大人用にもとても便利です。

 私がよく作るのは、「豆腐鶏団子」。鶏ひき肉と豆腐と片栗粉をポリ袋の中でつぶし、ポリ袋の角を切ってフリージングトレイに絞れば、そのまま電子レンジで4分ほど加熱するだけで鶏団子ができます。みそ汁やスープに入れたり、コーンや枝豆など子どもが好きな具材を団子に混ぜたりすると、子どもも喜んで食べてくれます。

 

Tatsuyaさん: ひじき煮を作り置きしておいてご飯に混ぜたり、焼き鮭を冷凍保存して、温め直してクリーム煮や野菜あんかけにアレンジしたりするのもおすすめです。あらかじめ火を通して小分けにしておけば、忙しいときでも手軽に品数を増やせます。毎日の食事づくりに追われがちな、子育て中のパパ・ママにぜひ取り入れてほしい工夫ですね。

ひじき煮の写真

作り置きした「ひじき煮」。そのままおかずとしても、ごはんに混ぜても。

ひじきご飯の写真

ひじきご飯

10倍がゆからミートソースまで、万能な「自動調理ポット」

自動調理ポットの写真

SHINOさん:自動調理ポットの便利さは、私自身、子どもの離乳食が終わってから知ったのですが、もっと早く知りたかった!生米とお水を入れるだけでおかゆができ、水の量を調整することで、7倍がゆや10倍がゆが、作り分けできます。忙しい時に野菜を適当な大きさに乱切りしてポンと入れ、30分くらい加熱放置しておくだけで、スープやポタージュ、カレー、シチューも出来ます。

ソースづくりにも重宝します。乱切りにした玉ねぎ、にんじんなどの野菜と豚ひき肉を生のまま入れて、トマト缶、コンソメ、塩・こしょう少々を加えてボタンを押すだけでミートソースが完成です。ゆでたパスタにそのままポットからソースをかけられます。

Tatsuyaさん:野菜を手軽にペースト化できるので、離乳期から幼児食期の子どもにも食べさせやすくておすすめです。僕らは料理家として旬の食材を大事にしているので、春から冬まで色々な野菜のスープが作れるところも良いなと思っています。例えば小松菜のスープなら、小松菜と水とコンソメを入れるだけ。子ども用は少し塩分を控えめにして取り分け、大人用はあとから塩を足すなど、幼児食の取り分けメニューを作る際にも便利です。

子どもの好き嫌いにはキャラクターやぬいぐるみでアプローチ

ご飯を食べる子どもの写真

SHINOさん:うちの子は「これが苦手」というものはあまりないのですが、食感が気になるものは食べないことがあります。そんな時は無理に食べさせようとせず、キャラクターやぬいぐるみを目の前に置いて、「一緒に食べてみようか」と声をかけています。また、子どもが好きな電車の付いたスプーンやフォークを使って「ガタン・ゴトン・ガタン・ゴトン、トマトさんゲット!」などと言いながら取ってあげると、「自分でやる」といって食べ始めることも。「食べること=楽しい時間」になるような雰囲気づくりを大切にしています。

 他には、フェルトのおもちゃを使って「これはブロッコリーだね」とか、「これはシュウマイだね、この間食べたよね」など、食や食材に興味を持ってもらえるように普段から心がけています。

フェルトでできた弁当の写真

Tatsuyaさんがマルシェで見つけたフェルトのおもちゃと、絵本の付録のサンドイッチのおもちゃ

「もう何も考えたくない!」という日におすすめの簡単メニュー

「電子レンジ仕上げの ほうれん草とひき肉のトマトカレー」

レシピ画像

レシピ画像

レシピ画像

レシピ画像

ゼロから作らない!時間が無い日を乗り切る工夫とは

SHINOさん:「今日は夕食を作る時間がない!」という日は、「全部をゼロから作らない」ことを意識しています。実は、私たちも、疲れて作りたくないという日があるんですよ。そんな時は、よく冷凍食品に頼っています。例えばドリアだったら、冷凍のチキンライスを買ってきて、上にホワイトソースをかけてチーズをのせて焼けばできますし、冷凍食品を組み合わせて、ゼロから作る手間を省くというのは、結構やっています。よくストックしているのは、冷凍枝豆・冷凍コーン・冷凍おくら・冷凍ほうれん草・冷凍ポテト。これがあるだけで、栄養もボリュームも簡単にプラスできます。

Tatsuyaさん:あとは、トースターとかで焼くと、“作った気”になって罪悪感も減る(笑) 食パンにいろいろのせてピザにするだけでも十分。よくやるのは野菜ピザ。ピザは子どもが自分で食べてくれるから、わが家では忙しいときに重宝しています。食パンにのせて焼くだけなので、料理が苦手な人でも作りやすいのではないでしょうか。それでも、「何も作りたくない」という日は、僕たちだってあります。そんな時はデリバリーを頼んだり、子どもと行ける、なじみの飲食店で外食したりして、無理せず乗り切っています。

無理せず楽しく!家族と笑顔で過ごす暮らし術

SHINOさん:すべて完璧を目指して無理をする必要はないと思います。頑張り過ぎて笑顔で子どもと過ごせなくなってしまっては、本末転倒です。だからこそ、頼れるものには頼って、自分自身も笑顔でいられる時間を大切にして欲しいです。また、自分へのちょっとしたご褒美や、自分の機嫌の取り方を知っておくこともポイントかもしれません。私の場合、お菓子を常備したり、美味しいお茶をストックしたりしています。好きな銭湯に行ったり、ドラマ鑑賞のためにあらかじめ「自分だけの予約時間」を作ったりすることも心がけています。

Tatsuya さん:家事や育児はチームワークが大切なので、カレンダーで予定を共有しながらバランスを取っています。最近では「家族の日」を設けて、その日は必ず家族と過ごすために他の予定は一切入れません。仕事や友人からの誘いもその日は断るようにしています。無理せず、それぞれのペースで家族みんなが心地よく過ごせる方法を見つけていけたらうれしいですね。