今回は「家事編」。(「育児編」はコチラ)家事は苦手という方や、普段はパートナーに任せているという方にもトライしやすいものばかり。オススメ順でお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
<記事:杉山錠士(「パパしるべ」編集長) 監修:粂井優子(家事セラピスト)>
<洗濯&掃除のライフハック>
1 乾いたバスタオルを1枚加えて時間短縮!
乾燥機を回す際、乾いたタオルを入れると庫内の湿度が下がるので、乾燥しやすくなります。時間短縮になり、電気代も抑えられて一石二鳥。ちなみに上履きなどを脱水するときも、乾いたタオルを巻いて回すと、脱水効果が上がります。
2 アルミホイルでヌルヌル対策!
シンクの排水口にふんわり丸めたアルミホイルを入れておくと、アルミニウムが濡れた時に出る金属イオンの効果で、ぬめりが付きにくくなります。ぬめりは匂いの原因にもなるのでオススメの技です。
3 浴室の換気扇をつけるときは窓を「開けない」
換気扇の近くに窓があるケースが多く、換気扇をつけるときに窓を開けると、窓周辺の空気しか循環しないため、乾燥しにくいことがあります。窓を閉めた状態で換気扇を回すことで、浴室全体に空気が循環し、効率的に換気することができます。
4 一晩つけ置きするだけ!重曹で簡単お風呂掃除
「お風呂の残り湯に重曹を入れ、その中に手桶などをつけておくと翌朝簡単に汚れが落ちる」というライフハック。重曹には、酸性の油汚れや皮脂による汚れを落とす効果があります。さらに、消臭効果もあるため、匂いが気になる生ごみ等に直接振りかけるのもおすすめです。
5 鏡の水垢には「クエン酸ラップ」
クエン酸はアルカリ性の水垢を中和するのに最適。水に溶かしてスプレーし、その上から30分~1時間ほどラップをしておくと効果が上がります。水垢が頑固な時は、仕上げにそのままラップで鏡をこすればOK。ラップは柔らかいので鏡のガラス面を傷つけることはありません。
重曹やクエン酸は、料理にも使うこともあり、何でも口に入れちゃう赤ちゃんがいる家庭には安心です。ただし、商品の使用法や注意書きをよく読んでから使用してください。
6 使い古したストッキングでホコリを一網打尽!
ストッキングは静電気が起こりやすいので、細かいホコリを引き寄せてキャッチするのにとても便利!マイクロファイバーの雑巾に近い効果が期待できます。ちなみに、監修の粂井さんは、ストッキングや穴の空いた靴下を玄関に置き、家を出る前にホコリや簡単な汚れをとるのに使っているそうです。
7 ロボット掃除機の予想外の効果!
「ロボット掃除機を買うと、掃除もラクになるけど、それより床にモノを置かない習慣ができて家が片付く」というパパからのコメント。高価なロボット掃除機を買うと、しっかり働いてもらおうと思うので、習慣を変えるきっかけになりそうですね。
さて、続いては料理編!
<料理関連のライフハック>
1 炭酸ジュースを凍らせてアイスに!
炭酸が入っていないジュースだとカッチカチになってしまいますが、炭酸だとシャーベットみたいになるので、美味しく食べやすいです。炭酸と100%ジュースを1:1で混ぜるのもオススメ。液体は凍らせると容積が増えるので、ペットボトルや密閉容器は使用せず、蓋を取ってラップなどをかけましょう。
2 トウモロコシは皮付きのままレンジでチン
夏が旬のトウモロコシ。皮がついたままレンジでチンすることで、水分が飛びすぎず蒸した感じに仕上がります。茹でるのは、お湯を沸かす手間がかかり、気温が高い時期は部屋が暑くなるので、レンジで済むと、かなりラクです。栄養も逃げません。
3 醤油とみりん1:1+ごま油で調味料が完成!
醤油とみりんだけでもおいしい照り焼きソースが完成。さらにごま油の香りが加わると食欲アップ。めんつゆとごま油でもOK。野菜との相性も抜群で、レンチンしたピーマンにこのソースを和えて鰹節を加えた「無限ピーマン」というレシピも話題になりました。ツナと和えてもおいしいし、ちくわなどの練り物にもピッタリです。
4 洗う前に拭き取ると皿洗いがラクになる!
カレーやミートソースのお皿・フライパンなど、洗うのが大変な油汚れのときには絶対にやった方がいいです。ティッシュやキッチンペーパーで拭き取ってから洗うとスポンジが汚れません!汚れたスポンジでは他の食器をきれいに洗えなくてゲンナリしますよね。また、油汚れは他の食器だけでなく、排水口の中にもこびりつく可能性があり、詰まりの原因にもなるので、忘れずに行ってください!
5 ベロっとはがれない「のり弁」
最後に、「のりを細かくカットしてから醤油をつけて貼っていく」という少し上級編のライフハックもご紹介。のりをベタっとご飯の上に乗せると、一口目でのりが全部なくなってしまう寂しいことにもなってしまいますし、箸も入りにくいです。ちょっとだけ手間がかかりますが、食べる人思いの優しいライフハックです。
いかがでしたでしょうか?参考になるもの、試してみたいものはありましたか?
家事はやらないと溜まってしまうので、できればパッパと片付けていきたいですよね。便利なテクニックはどんどん使っていきましょう!次回は「育児編」をお届けします!
記事:杉山錠士
子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長。
ファザーリング・ジャパン会員。兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)。
18歳と10歳という年の離れた二人の娘を子育てする兼業主夫放送作家として、FMラジオを中心に情報番組、子育て番組などの構成を担当。子育てに関わるWEBメディアでの執筆や、全国でのセミナーや講演は多数。
監修:粂井優子(家事セラピスト)
Home to work 代表
GCS 認定コーチ、国家資格環境カウンセラー、1 級家事セラピスト、HOCORU ベビマセラピスト
さまざまな家事・育児事例を知る 「暮らしのプロ」として、全国で家事や子育てに関する各種講演講座、ワークショップを開催。『ホームが育てばワークが 伸びる』を理念に Home to Work を設立、「ワークライフ・エンリッチメント研修」「育休研修」等、企業と共に、社員の幸福度を上げ、業績をアップする企業研修を展開している。