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  5. 第25回:(インタビュー)詩人きむさん「思い出を形に。唯一無二の思い出アルバムのつくりかた」

 スマホやコンパクトカメラの性能が上がり、誰でも手軽に写真を撮ることができるようになりました。しかし、撮りためた写真データを現像せずに、なんとなく端末に保存したままの方も多いのではないでしょうか?そこで、手作りアルバムのレシピサイト、「アルバムキッチン」を運営するいろは出版の代表取締役であり、詩人としても活躍するきむさんに、写真をアルバムという形で残す意義について伺いました。

写真と言葉で”想い”を”届けよう”

 私は、身近な誰かが悩んでいたり、夢や目標に向けて頑張っている人の心に何か力を届けたいと思い、大学生時代から写真と言葉で作品をつくり始めました。

 友人に見せて「感動した」などのコメントをもらったり、路上販売を行ったりして自信をつけ、更に多くの人に作品を広めたいと思い会社を立ち上げました。「人生の大事な決断ができた」、「前向きになれた」などの手紙やメールを頂き、それらは私の励みになっています。

 多くの写真を撮る機会が増えている昨今ですが、その写真を言葉と共に相手に「届ける」ことに重きを置いているので、その方法としてアルバムに価値を感じています。

詩人きむさん「思い出を形に。唯一無二の思い出アルバムのつくりかた」
詩人きむさん「思い出を形に。唯一無二の思い出アルバムのつくりかた」

 写真には大きく2つの価値があると思っています。
一つ目は、自分の体験を共有する写真。二つ目は、思い出を残すための写真です。一つ目は、例えばSNS。共有するということにおいて写真×デジタルという組み合わせは力がありますよね。二つ目は、思い出に残す。思い出とは過去のことではありますが、良い思い出も苦い思い出も含めて、明日をつくる力があると僕は信じています。そしてその思い出はアルバムのようにアナログで手で感じられるものの方がより、人のぬくもりが伝わり心に残ります。特に親子の時間は、アナログで写真に残しておくことがおすすめです。
写真を撮る、残す、共有するというコミュニケーションを親子で楽しんでもらいたいです!

 我が子と出会うまでを記録するマタニティアルバムも、我が子に「こうやって生まれてきてくれたんだよ!」というメッセージも含めてつくっておくと、子供が大きくなった時にすてきな時間になると思うのでこれもおすすめです!

マタニティアルバム
マタニティアルバム

 また、祖父母にアルバムを贈ることもおすすめです。
例えば孫の写真と自分(ママ・パパ)の幼少期の様子を並べて言葉を添えることで、想いを乗せた温度感のあるものを贈ると祖父母はさらに喜んでくれるでしょう。
オンラインやアプリで簡単に写真を共有できるようになったからこそ、手間暇を掛けて、写真を現物にし、言葉を添えるといった”届け方”を大切にし、幸せを共有してみてください。

 

 続いて、いろは出版で広報活動をしている古賀さんと森田さんにアルバムの制作方法についてアドバイスをいただきました。

アルバムを作るときのポイント

 パパと子供が一緒にアルバムを作り、ママにプレゼントをすることをテーマに考えていきましょう。パパといるときにしか見せない子供の表情があるはずです。

 また、子供が好きなママの表情があると思うのでそれらの写真選びを子供にも分担をさせてあげてください。 上手く撮れているとかではなく、子供が良いと感じるものを選んでください。そうすることで、「なんでこれがいいの?」といった対話も生まれます。

詩人きむさん「思い出を形に。唯一無二の思い出アルバムのつくりかた」

 また、アルバムをつくることを考えながら写真を撮ることは難しいですが、写真を撮るときに、寄りや引きをある程度意識して撮ることをオススメします。同じような写真ばかりではなく、代わり映えのある写真や動きのある写真をアルバムとして残したほうが、飽きのないアルバムになります。

パパが一番腕のいいカメラマン

 我が子の写真を一番可愛く、魅力的に撮ることができるのはパパとママです。どんなに腕のいいカメラマンでも親には勝てません。なので、「かっこいい、おしゃれな写真を撮ろう」と気負うのではなく、一緒に遊びながら、ピントがズレていてもシャッターを押して、“いい写真”を撮ってみてください。撮った写真を子供と見返すときに子供の笑顔に触れることができます。そんなかけがえのない時間を大切にしましょう。

 コロナ禍で新しい思い出をつくることがなかなか難しいかと思いますが、だからこそアルバムを作って過去の思い出を振り返り、新しい思い出を作る準備をしましょう。

詩人きむさん「思い出を形に。唯一無二の思い出アルバムのつくりかた」