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  5. 第31回:家族に居心地の良い空間を!親子で取り組む片付けのコツ

目次

子育てマンガ「素早く片付けるコツ」

プロフィール
エイイチ
東京のデザイン会社に勤めた後、フリーランスのイラストレーターに。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭インターナショナル・ショートフィルム・ショウケース部門優秀アニメ賞を受賞するなど、アニメ、漫画、イラストの制作で頑張るパパ。

家族に居心地の良い空間を!親子で取り組む片付けのコツ

皆さんのご自宅は、居心地が良いと言えますか?
コロナ禍に伴いお家時間が増え、家の中が散らかりがちな方も多いのではないでしょうか。
やらなきゃいけないと頭ではわかっていても、なかなかはかどらないお部屋の片付け。

今回は、
そんなパパ・ママに、
居心地の良いお家時間を過ごすために、
家族で片付けの習慣を身に着けるコツをご紹介します。

夫婦で話し合い、片付けを仕組み化しよう

 「部屋がモノで散乱したり、片付けがうまくいかないのは、仕組みに問題がある。」とお話頂いたのは、整理収納コンサルタントとして、書籍やメディア、ブログ、SNSで多くの発信を行い、無理なく片付けが続く収納術を提案する本多さおりさん。
ご自身の実体験を基に、片付けがもたらす効果や、片付けを仕組み化する方法についてお話を伺いました。

夫婦仲も改善?!精神衛生的にメリットをもたらす片付け

 散らかった衣類やおもちゃ、使いっぱなしの道具を見る度に気が滅入ることはありませんか?
育児や仕事に追われてしまい、家の片付けに時間を割く余裕が無い方は多いはずです。
家族でのんびり安らげる空間を作るための準備はある程度必要ですが、片付けやすい仕組みを作りあげ、すぐに片付く家で過ごすメリットは非常に多いです。

 モノの置き場所を覚えていないパートナーと険悪ムードになることや、片付いてないことの苛立ちがなくなるため、家族の精神的な健康は非常に良好に保たれます。
どこに何があるのか、何が足りていないのか、無駄があるのかということを、夫婦が共に把握し片付けられる環境は、家事をシェアするきっかけにもなり、お互いの負担を減らすことにつながります。

 重複買いや無駄買いがなくなることで経済的ロスを回避できたり、家事時間が短縮されることによって自由時間が生まれるなど、整理収納による効果は計り知れません。

仕組みづくりで、片付けを習慣化しよう

 「よし、今日は片付けするぞ!」と気合いをいれて取り組もうとするのは習慣化ができていない状況であり、目指すべきは日々の習慣的な片付けによって、スッキリ空間をキープできる収納の仕組みづくりです。

 まずは、「モノの定位置管理」から始めてください。
どこに何があるのかを把握しているのが夫婦のどちらかだけというパターンが多く、定位置管理を夫婦でシェアするだけでもパートナーの負担は減ると思います。
モノの定位置を決めるためには、そのモノを使う動線を把握し、グルーピングをします。

 例えば、ハサミはどこで使うことが多いか、ほかの文房具と合わせてどこに置いてあるとよいのか。
モノを使うから片付けるまでのアクション数をなるべく少なくするにはどうしたら良いのか。

 毎日使うモノなら、「取り出す」「片付ける」を1アクションにできると理想的ですね。
答えはご家庭や家の大きさなどによって様々です。夫婦で話し合いながら、皆さんのベストを見つけてください。

 また、新たに収納家具を購入したり、収納方法が変わったときには、常に報告したり使いやすさのフィードバックをするなど、パートナー同士で共有するようにしましょう。
定期的に今あるモノの必要性を見直すことを習慣化することも大切です。
長年使っていないものがあれば断捨離をし、新しく収納スペースをつくることができます。

 このような話し合いは、一人だけが家事をしている状況では行えません。
収納をきっかけに、夫婦で家事を共有し、同じ目線で話し合いができるようといいですね。

今日から始める、片付けの一歩目

 片付けは、散らかしを放置し続けた結果の「後始末」と考えると、取り掛かるのに気が重くなります。
片付けは次にモノを使うための「準備」です。準備をすると助かるのは未来の自分や家族。
未来の自分や家族のために、とイメージしながら取り組んでみると、前向きな気持ちで片付けられるかもしれません。

 また、片付けは「決めた収納場所に戻す(次使うときのために)」という、本来は頭を使わなくてもできる単純作業です。
片付けが続かない原因は、その収納場所や方法に問題があるはずです。
「どこに置いたらもっとラクに戻せるか」「これとこれは一緒にあると便利かも」など、片付けたくなるような収納を見直してみることが、片付けを習慣化するための近道です。

子供と一緒にLet’s お片付け!
整理収納で未来を見通す力を身に着けよう!

 整理収納の目的は、次の行動への準備です。
片付けのための片付けではなく、次に使うという目的のために片付けるということを意識しましょう。
子供に片付けを教えるときも、「上手に片付けをすると、次遊ぶときに困らないよ」という伝え方をし、子供が片付けを通して未来を見通す力が自然に身に付けられると良いと思います。

 当然、子供はすぐに覚えることはできません。
私の子供も上の子は5歳になりますが、まだまだ自発的な片付けは難しいです。
それでも、段々と片付けをするメリットを理解してきている印象があります。
片付けが自分でもできるようになったことで、最近ではモノが見つからないときに私に言ってくることも減りました。
自己管理が少しずつできるようになったようです。

 また、子供がおもちゃで遊んでいるときに、一旦おもちゃを片付けて、遊ぶスペースをリセットするタイミングや時間をつくります。
限られたスペースでのびのび遊ぶためには、スペースの確保が必要であることを伝え、ひっきりなしにおもちゃを出していくと、次のおもちゃで遊びにくく、後々片付けるのが面倒になることを我が家では伝えています。

子供に片付けを続けてもらえるようにするには?

 未就学児の場合、片付ける場所や片付ける方法を考えさせるのはまだ難しいので、どうしたらうまく片づけられるかを親子で一緒に話し合いながら、子供が片付けやすい収納方法を親が用意してあげると良いと思います。
私は、蓋のついていない大きな箱を用意し、子供がそこへ投げ込むように片付けられるようにしています。
片付けるまでのアクションが少なく、子供でも簡単に片づけられるように仕組み化しました。

 収納について考えるときには、そのモノの大きさや形、収納スペースといった制約があるなかで、いくつか選択肢が生まれてくると思います。
かごに入れる、棚に並べるなどなど。
見た目を楽しむおもちゃであれば、壁にかけるという収納方法も子供が喜ぶのでおすすめです。

 未就学児の場合は、自発的に片付けをすることはまだまだ難しく、親が楽しい演出をしてあげることが必要です。
例えば、家族全員で片付けに参加し、誰が一番早く片付けられるかを競うゲーム形式にすると良いと思います。
子供が楽しく片付けをできるように工夫をしましょう。

整理収納において大切なのは、家族のコミュニケーションであることがわかりました。
まずはモノの収納場所をパートナーと共有することから始めてみてはいかがでしょうか。
片付けが面倒に感じるときは、未来の家族が快適に過ごすための準備と捉えて前向きに取り組んでいきましょう。