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  5. 第30回:親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

目次

子育てマンガ「準備運動は大事だよ!」

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プロフィール
エイイチ
東京のデザイン会社に勤めた後、フリーランスのイラストレーターに。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭インターナショナル・ショートフィルム・ショウケース部門優秀アニメ賞を受賞するなど、アニメ、漫画、イラストの制作で頑張るパパ。

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

子供は体を動かすことが大好き。
親子で体を動かすと楽しさもさらにアップします。

今回は、
お家で身体を動かすことをテーマに親子体操について紹介します。
後半は、お家でできる親子体操の実践法をご紹介!

親子のスキンシップを深めるきっかけをつくりましょう。

子供の成長を体操で感じよう!

 体操を通じた親子の触れ合いや心身の健康促進のために日々サポート活動を行う親子体操協会代表理事の宮川三平さんと理事の大久保裕美さんに、体操を通じた親子のコミュニケーションについて伺いました。

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

体操は親子のコミュニケーションツール

 親子体操は、親と子が協力して行う体操で、親子が触れ合う機会として非常に重要なコミュニケーション方法です。
また、この体操を行うことは親子の運動不足やストレスを解消するなど、健康的な日常生活にもつながります。

 親子体操協会では、生まれて一ヶ月後の検診を終えたあたりの赤ちゃんとタッチをすることを体操と表現し、以降、子供の成長に合わせた親子体操の実践を促しています。

 産まれたばかりの子供と触れ合うことに難しさを感じるパパ・ママもいますが、まずは子供の足をタッチして、子供と触れ合うことから始めてみると良いでしょう。
親子体操を続けていくと、子供の成長を感じ、「もうこんなことができるようになったのか」という感動を味わいながら効果的な触れ合いができます。

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

子供の成長に合わせた体操をしよう

 子供は、遊びながら身体を動かすことで成長をしていきます。
0歳~1,2歳の頃の子供は、感覚運動遊び(ものを見たり触れたり五感を伴う遊び)を行います。
親は子供の安全面に気をつけながら子供の感性を大切にし、無理強いをしないようにサポートしながら触れ合いましょう。

 次いで機能的遊び(太鼓を叩くなど手足や全身の運動機能を使う遊び)を経て、4~5歳頃になると、象徴的遊び(ごっこ遊び)をしたがります。 この位の年齢の子供と親子で体操をする際には、飛行機ごっこなどの真似事のような身体の動かし方を意識してみてください。

 また、親子体操をするにあたっては、親が体操の内容を決めるだけでなく、子供にどんな体操がしたいか、その体操をするには何が必要か、どこでやるのがいいのかなどを子供自らに考えさせることで、子供の体操に対するモチベーションを向上させることができます。

 子供の体力・運動能力をどうやって育めばいいか悩むパパ・ママもいるかと思います。
文部科学省が推奨する幼児期運動指針では、幼児期に「多様な運動刺激を与えて、体内に様々な神経回路を複雑に張り巡らせていくことが大切」とされています。

 そのため、親子体操をするにあたり、基本的な動きである「体のバランスをとる動き」、「体を移動する動き」、「用具などを操作する動き」を取り入れることを意識すると、とっさの時に身を守る動きや、将来的にスポーツに結び付く動きなど、多様な動きを子供が身に付けやすくなります。
親子体操を何から始めたらよいかわからないパパ・ママは、子供に以下のような動作を一つずつやらせてみてましょう。

1

体のバランスをとる動き

立つ、起きる、回る、組む、渡る、ぶら下がる、逆立ちする、乗る、浮く

2

体を移動する動き

歩く、走る、跳ねる、滑る、跳ぶ、登る、はう、泳ぐ

3

用具などを操作する動き

持つ、支える、運ぶ、押す、押さえる、こぐ、つかむ、当てる、捕る、渡す、積む、握る、投げる、打つ、蹴る、引く、倒す

文部科学省
幼児期運動指針ガイドブック
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319772.htm

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

無理なく、安全に始めるために

 運動が苦手なパパ・ママも、子供と気持ちを合わせることはできます。
例えば一緒に仰向けやうつ伏せになり、見える景色を揃えてあげるだけでも子供にとっては嬉しいはずです。

 子供への理解を深めるためには子供と同じ目線で向き合うことが必要です。 無理のない範囲でできることから始めてください。 また、お家で運動を行うときはマットや布団を敷いた場所で行うなど、子供の安全には十分に気をつけましょう。

実践!お家で親子体操をやってみよう

有限会社さわだスポーツクラブの取締役社長の澤田康徳さんと娘さんに、お家でできる親子体操をご紹介いただきました。

親子体操は、運動不足の解消だけでなく、親子の関係に良い影響をもらたします。 お家時間の過ごし方の一つとして、楽しみながら実践してみてください。

運動を始める前に

 今回お伝えする体操は、2歳位から小学校低学年程度の子供向けです。
強度を変えながら、子供の身体能力に合わせて取り入れてください。
パパが張り切りすぎて大きく動かしすぎたりすると、成長段階の子供の関節等に怪我を負わせる危険がありますので気をつけてください。

 また、子供は頭が重いので、後ろに倒れそうになった時に頭から床にぶつけないように、頭を抑えてあげる、柔らかいところで行うなどの安全面の確保をお願いします。
これから暑い時期になります。 涼しい場所で行う際にも、こまめに水分補給を行いましょう。

まずは準備体操から一緒にはじめよう!

 親子体操を始める前に、まずは準備体操を行いましょう。
準備体操の一環として、部屋の片付けを最初にいれると効率的です。
「体操をするからおもちゃの片付け競争だ」というような形で遊び感覚にして始めます。

 片付けが終われば準備体操の要素として、ストレッチをしましょう。
本格的なストレッチというよりは、体育の授業で行う準備体操のイメージです。
また、楽しく体操に取り組めるように、「せーの」と掛け声をいれたり、「ゆらゆら」「ゴロゴロ」と擬態語をいれたり、リズムをとることを意識して行ってください。

 準備体操を毎回同じ順番でやっていると飽きてしまうので、サイコロをつかって出た目に応じてストレッチの内容を変えるなどゲーム形式にすると良いでしょう。

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

体操で親子のスキンシップを深めよう

 お家でそんなにスペースも必要とせず、身体だけで楽しめる体操をご紹介します。
パパも運動不足の解消につながるので、意欲的に取り組んでみてください。

 最初は、子供が多少戸惑いますが、次第に慣れてきます。パパが楽しそうに行うことで、子供も楽しくなってきます。
また、年齢に応じて運動強度を工夫すると良いでしょう。

◯やどかり遊び

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

 パパがやどかりのお家になったつもりで子供に覆いかぶさります。 子供はパパの抵抗を退けて前か横から逃げれば勝ち!パパの力加減で強度を変えられます。

◯グーパージャンプ

親子体操は、運動不足の解消だけでなく、親子の関係に良い影響をもらたします。 お家時間の過ごし方の一つとして、楽しみながら実践してみてください。

 パパがリズムよく足を広げたり閉じたりします。
足がぶつからないように子供はジャンプする必要があるのでリズム感が大事になります。

◯ヨットごっこ

親子体操は、運動不足の解消だけでなく、親子の関係に良い影響をもらたします。 お家時間の過ごし方の一つとして、楽しみながら実践してみてください。

 パパはしたことがあるかもしれない、体幹トレーニングの一種ですが、
子供にわかりやすいようにヨットのようなポーズを取ろう。と伝えながらすると良いでしょう。

◯丸太倒し

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

 子供を仰向けにして両脚を垂直に立てます。
パパが子供の両脚を色んな方向に倒し、子供は脚が床につかないように踏ん張ります。
パパが仰向けのときには、子供が全身を使ってパパの両脚を倒すように力を加えます。
パパの腹筋のトレーニングにもなります。

◯トンネルくぐり

親子体操は、運動不足の解消だけでなく、親子の関係に良い影響をもらたします。 お家時間の過ごし方の一つとして、楽しみながら実践してみてください。

 トンネルをつくるのは、運動強度が高い体操です。
パパも、子供がくぐれるトンネルを作ったり、子供が作ったトンネルをくぐるためには、お腹のお肉を落とさなくてはなりませんね(笑)。
また、パパがトンネルを作りながら、あえてトンネルを崩してスキンシップをとったりすることもできます。

◯飛行機

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

 親の脚を子供の腹に当てて持ち上げます。
これは子供が最も好きな体操の一つです。ヒーローになって空を飛んでいることをイメージさせながら行うと良いでしょう。
最初はゆっくり手をつなぎながら徐々に手を横に伸ばして、まっすぐきれいに飛べるようになるとかっこいいと思います。
※子供が落ちないように注意し、下にマットやふとんを敷いて行いましょう。

◯紐の平均台

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

 紐が一本あるだけでも遊ぶことが出来ます。
紐を床において落ちないように紐の上を歩かせたり、猫のように手と脚で歩かせたりしてバランス感覚を養いましょう。

◯新聞走りと新聞投げ

親子で楽しくスキンシップ!パパとお家で体操をしよう

 少しスペースにゆとりがあれば、新聞紙をお腹にくっつけたまま走ったり、丸めることでボール代わりにすることもできます。
特別に何かを買う必要もなく、日常で使われているようなものを駆使することで体操を行えるので、取り組んでみてください。

子供の力を把握しましょう

 コロナ禍の影響で、子供同士が触れ合いながら遊ぶことが難しくなってきています。
すると、人の重さや力加減を体感する機会が減ってしまい、思わぬ形で友達に怪我を負わせてしまうことも考えられます。

 そのため、このような親子体操を通して、子供の力の発育状況を捉え、物や人を傷つけてしまう力の基準を把握させるようにしましょう。

親子体操は、運動不足の解消だけでなく、親子の関係に良い影響をもらたします。
お家時間の過ごし方の一つとして、楽しみながら実践してみてください。